自宅でケア! 肩こりに効く「筋肉」
皆さんはこれまでに肩がこっていたり違和感を感じられたことはありませんか?
現在当院に通われている多くの患者様にもこのような症状があります。
そこで今回は、実際に肩こりを訴えて来院されている患者様に多かった原因となる筋肉を3部位ご紹介します!
1つ目は僧帽筋(そうぼうきん)です。
僧帽筋は首から背中の中央部の辺りまで付着している筋肉で上部、中部、下部に分けられています。
この筋肉に原因があると考えられる特徴として
・なで肩
・重い荷物を肩にかけている
・症状がひどいと眼精疲労や難聴障害
などがあげられます。
痛みやこりが出やすい場所は、第7頚椎(背骨の1番大きく触りやすい骨)と肩峰(肩の1番外側)を結んだ直線の中点付近にあります。(青シール)
僧帽筋に関しては、食事面でも水分やビタミン、カルシウムなどが不足していることで障害が起きるとも言われています。
2つ目は肩甲挙筋(けんこうきょきん)です。
肩甲挙筋は、首から肩甲骨の内側上部にある筋肉です。上記の僧帽筋と深く関わりがあり、僧帽筋が緊張すると肩甲挙筋も緊張してしまい硬くなってしまいます。
この筋肉に原因があると考えられる特徴として
・なで肩
・頭を左右に倒しにくい。
・重い荷物を肩にかけている。
・高い枕でないと眠りにくい。
などがあげられます。
痛みやこりが出やすいのは、肩甲骨上角(肩甲骨の1番上方の高さ)の付着部で、僧帽筋の痛みの出やすい場所から約指2本分下から少し背骨の方向にたどると当たる固い場所です。(青シール)
3つ目は後頭下筋群です。
後頭下筋群とは後頭骨の回りに付着する筋肉をまとめて呼ばれているものであり、一般的に大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋からなっています。
この筋肉に原因があると考えられる特徴として
・片頭痛
・パソコンでの作業が多い
・頭を後ろに倒したり左右にまわすと痛みが出る
などがあげられます。
指を首から頭の上の方に滑らせていき止まった所から外側にたどっていくと痛みやこりが出やすい場所が見つかります。(上図の赤い点) ここをななめ上の方へ押すと眼精疲労などに効きます。
今回挙げたもの以外にも身体にはたくさんの筋肉があります。当院ではマッサージをはじめ、鍼や灸、筋膜リリース治療などを行っております。
1人1人の症状にあった治療をご提供させていただいておりますので、まずは気軽にご相談を!
19時までの受付でお仕事終わりでも来院可能です。
皆様のご来院をスタッフ一同心よりお待ちしております。
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