頭痛について
日本では約4,000万人が頭痛に悩んでいるといわれています。頭痛は、『片頭痛』『緊張型頭痛』『群発頭痛、三叉神経・自律神経性頭痛(気圧痛、天気痛)』の3種類に分類されます。
それぞれの特徴
片頭痛
片頭痛は頭の片側(または両側)の血管が拡張することで、ズキズキとした拍動のような痛みが生じます。4~72時間ほど持続し、身体を動かしたり、入浴したりすると悪化するのが特徴です。
何らかの刺激が三叉神経を刺激し、連鎖反応的に血管の拡張や炎症が発生すると考えられており、患部を冷やすと痛みが軽減します。
片頭痛が起こる前に、キラキラした光やギザギザした光のような視覚性前兆が最も多くみられます。通常は60分以内に前兆が終わり、その後、頭痛が始まります。頭痛発作中は感覚過敏となって、普段は気にならない光や音、においに敏感になることもあります。
また、女性ホルモンと関連があるため、月経時やその前後に発症するケースがあり、特に20~40歳代の女性に多いです。
緊張型頭痛
頭痛に悩む9割の方が緊張型頭痛だと言われており、頭の周りや首の後ろから肩、背中にかけてつながる筋肉が緊張するために起こる頭痛です。押すと圧痛点があり、硬くて動かしづらいのが特徴です。片頭痛との違いは、ズキンとした拍動性の痛みではないことや、頭を動かしても痛みが激しくなることがない点です。
緊張型頭痛の原因は骨のゆがみからくる筋の緊張で、患部を温めると痛みが軽減します。
群発頭痛、三叉神経・自律神経性頭痛(気圧痛、天気痛)
発症率は全人口の0.1%と言われています。主に顔面や頭部の三叉神経が活発になり、その興奮によって副交感神経系が活性化され、鼻水や鼻づまり、眼球の充血、涙が出る、まぶたが腫れる・下がるなどの自律神経症状が出ます。
台風が近づいたり、雨が降ったり、気象の変化によってあらわれる頭痛は天気痛や気象痛と言います。天気痛は気圧の変化に内耳のセンサーが過剰反応し、自律神経のバランスが乱れることで引き起こります。
男性に比べて女性の方が天気の影響を受けやすく、更年期世代は特に注意が必要です。天気痛を訴えて受診する患者様の60%は女性で、一番多いのが40代です。理由のひとつは、ホルモンバランスの影響が考えられます。
天気痛チェック
□ 1.雨が降りそうだと分かる □ 2.季節の変わり目は具合が悪くなりやすい □ 3.乗り物酔いをしやすい □ 4.耳鳴りがしやすい □ 5.耳抜きが苦手
→2つ以上の項目に当てはまる方、特に1と2にチェックが入った方は要注意です。
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